株式投資を長いことしているが、最近では、自分の中に指標のようなものができてきた。
今、新たに株式を購入しようとする場合、あまりキャピタルゲインを考えていない。
もちろん、割安な企業に投資するようにはしているが、キャピタルゲインよりも、安定的な配当を続けられるかどうか、というところに目がいく。
安定的に配当を出し続けられるということは、安定的なキャッシュフローを創出できる事業を持っている事に繋がる。
いくら黒字を計上していてもキャッシュフローがマイナスだと、黒字倒産をしかねない。
数年前のアメリカ金融危機の際には、不動産投資会社が黒字計上していたにも関わらず、どんどん潰れていったのである。
安定したキャッシュフローを生み出せる事業というのは継続的に同じ顧客から収入を得ることができるような事業である。
例えば、不動産賃貸や不動産管理、システム保守や通信会社もそうである。
その事業が社会にとって必需であればあるほどよい。
そして、手元キャッシュで新たな事業にチャレンジできるような環境があるとなお良いのである。
手元キャッシュが積み上がっていく会社は、株主からの配当圧力もあるので増配期待が高くなる。
自分の場合、地味ではあるがこのような企業を探して、株式投資を続けているのである。
手元キャッシュはあるものの、設備投資も新規事業も行わないような会社はしばしばMBOをすることもあるし、他の会社に買収されることもある。
このようなイベントが起きると、キャピタルゲインも同時に得ることができる。
今の株式市場においては、優良であるが、株価が低迷しているという企業は結構ある。
もしも売買高が少ないような会社だと、いざというときに売ることができない。
このような企業は株式投資の対象から避け、メリットが出る株式投資を行わなければならない。
その為の情報の収集は今後も欠かせなくなってくるだろう。
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